わたしにとっての「占い」
「占いって当たるんですか?」
「どういう占いや占い師さんがいいんですか?」
たまに聞く言葉だと思う。
実際はどうなのかはさておき、ここからは私の考え方や持論を述べようと思っている。
占いは当たるのか。
「当たることもあれば外れることもある」という無難すぎて面白味のない解答が私から出てくるだけなのだが、そこをちょっと掘り下げて話そうかと。
占いにはいくつかの種類がある、というのはご存知だろうか。
命、卜、相と呼ばれる大きな括りがあり、細かく占星術(星占い)や姓名判断、手相、タロット等々。
その辺は気になる人はググってみると良いと思う。今はインターネットで何でもお手軽に調べられるのだから知っておいて損はないし、何なら直ぐに忘れたって構わないのだ(私は直ぐに忘れるタイプ)。
今回は私がタロットをメインにしているのでそこに重点を置いて話すが、タロットというのは「今の自分や悩みに対する今のヒントが出る」ものだと思っている。
生まれながらにして持ちうる才能とか、今後何歳でどんな人生を送るのかとか、まぁ占えなくはないがそこまで詳しくは出来ない、というのが現状の自分の力量の無さではあるのだけど。
話を戻すと、タロットは今の自分へのヒントであり
今後の自分の運命を全て占うかと言われると決してそうではないような気がしている。
例えば、「今のまま努力すれば夢は叶うでしょう」と出たとして。
じゃあ頑張らなくてもいいな、と手を抜いてしまったらそれは叶わなくなってもおかしくない
という(極論的ではあるが)側面もあるのではないか?と私は考えている。
あくまでも占いは占いで、それに縛られるのも可笑しな話なのでそこまで人生を捧げなくても良いとは思うのだけど、それでも時に人はそういう運命とかに対して不安や疑問を抱くのは当然といえば当然なのだろう。
占いは人を全ては救えない。気持ちの支えや不安の解消を手伝うことはあれど、それを実行するのはあくまでも自分であって占いでも占い師でもないのだと。
そういうアンバランスさが私はある意味カードに偶然や奇跡、未来へ進む道筋を照らしてくれる何かなのだろう、と思う。
そして同時に、どの占いや占い師が良いかというのも一概には言えない。
悩みの種類や知りたいことに合わせて適切な占いを探すのは良いと思うが、特段こだわりがなければ直感やフィーリング…この人、この占いいいな、を信じればいいと思う。
占いという偶然と運命を信じるのなら、まずは自分の直感を信じてみるのも悪くないんじゃないか
なーんて思うわけで。
だんだん何を言いたかったのか分からなくなってきたが
とりあえず信じるべきは占いよりも自分だと、個人的には考えている。
その中で、「占いを信じる自分」を信じてみるのも悪くないんじゃないんだろうか。