夢を追いかけていた話

Twitterで話始めたのだが、思ったよりも暗そうに見えてしまいそうなのでこちらに場所を移す。

言っておくがこんなにネガティブな話をしていても私は平常運転なのであまり気にしないでほしい。

 

 

 

昔。

といってもせいぜい4,5年程前の話になる。

僕には追いかけていた夢があり、その為にたくさん勉強や努力をしていた時期があった。

どんな形になれど、何か好きなことで生きていければ、とすごく思っていた時期があった。

 

あった、と話すのは

その夢は潰され、そして自ら捨ててしまったからなのだけど。

 

努力、勉強、進歩、復習、学び、習い、考え、成長する。

僕には「それ」がない。

これが僕の欠点であり長所である。

 

僕はとある理由で、夢を追いかけられない人生を強いられそうになった。

とはいえ僕の人生だ、その選択肢をぶん投げて夢を追いかけることもできる程度のものだった。

だけど私は、そうではなく

「自らの意志で」夢を捨てた。

努力し、追いかけることを止めた。

それは苦しかったとか、面倒だったとか、その程度の夢だったとか、きっとそういうのもあるのだろうけど

僕がその程度の人間だったというだけの話なのだ。

 

哀れむ声も、多少あった。

今、昔からの傷が塞がりつつあり、もう一度という声もある。自分の中にも、他人からも。

だけどこの身体は、右手は、頭は、わかっている。

「お前には出来ない」と。

 

才能がないからとか、そういうのもあるだろうけど、そもそも僕には熱意がない。

夢を追える程の熱意も、追いかける夢に対しての熱意も。

 

 

 

ないから。

ない、とすれば自分は楽だから。そんな理由。

馬鹿げている、と思いながらも、結局僕は未だにぬるま湯の住人なのだと。

 

これでいい。

これでいいのだ。

 

ぬるま湯に浸っていれば、苦しむ必要などないから。

これでいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも、ずっと燻るのだけどね。